立憲民主党の「泥船化」が進行中 石原軍団と闘った「松原仁」離党の衝撃
選挙区でモメて
立憲民主党の松原仁・元拉致問題担当相(66)が6月9日、離党届を提出した。次の衆議院選挙に向けて、自身が希望する選挙区からの立候補が認められなかったことを理由としているが、それをそのまま受け取る政界関係者はいない。松原氏のホンネを探ると共に、その行動にぐらつく立民内の実態についてレポートする。
次の衆議院選挙から適用される小選挙区の「10増10減」に伴って、自民党と公明党との間で意見の対立が先鋭化していることはお伝えしてきた。ちょっと事情は違うが、立民内でも選挙区調整がうまく行かず決裂するケースが出てきたというわけだ。...