自覚症状なしで人工透析に… 国内に1300万人の患者がいる「慢性腎臓病」の恐ろしさ
必ず腎臓内科へ
高血圧や糖尿病、肥満などの生活習慣病が慢性腎臓病の大きな原因となります。そのため、服薬中でも家庭血圧が140以上ある人、糖尿病で尿蛋白が「1+」以上ある人は、必ず腎臓内科を受診しておくことをお勧めします。
また、そうでなくとも健康診断の結果を見て尿蛋白や尿潜血が検出されている人、eGFRが60を切っている人は、一度、腎臓内科にかかった方がよいでしょう。
繰り返しますが、慢性腎臓病は早期発見で治る病気です。「腎臓を守ることは命を守ること」。これを忘れずに、働き者の腎臓を慈しんであげてください。
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