【田中美佐子離婚】ペット夫、月収8万円の亭主と散々…28年前、彼女は格差婚についてどう答えていたか
ルミ子と賢也
《“ペットくんおムコさん”“ねじ伏せ入籍”など、ありがたくない呼び名も頂戴することになった。(中略)それが少しずつではあるが状況が変わってきた。深沢が故・東八郎の息子・東貴博とコンビを組んで活動している“Take2”が『新ボキャブラ天国』(フジテレビ系)で人気が爆発。テレビのレギュラーは増え、CMにも出演。ライブを開けばソールドアウトと、売れ始めたのだ」》(同)
なぜ売れない芸人だった深沢が売れ出して別居説が出るのかといえば、当時の芸能界には前例があったからだ。
小柳ルミ子と大澄賢也の13歳差の収入格差婚だ。89年に3億円の豪華挙式を挙げた2人だが、ちょうどこの頃、無名のダンサーだった大澄が売れはじめ、小柳の元を離れようとして離婚の危機が囁かれていたのだ。
99年には芸能レポーターの梨元勝氏が「週刊実話」(9月16日号)の連載で、“破局危機”としてこう書いている。
《事実、このところのTake2は、売れっ子になった。テレビでは「社会の窓2」(フジテレビ系)『スーパーボキャブラ天国』(テレビ朝日系 ※註:原文ママ)など、番組を5本も抱えている。結婚4年で、ここまで夫婦の立場が逆転してしまうと、夫婦関係も自ずと変わってしまう》
ついに破局説である。ところがこの年、田中が陣内孝則らと司会を務めたバラエティ番組「ハッピーバースデー!」(フジ)の最終回企画で、これまで式を挙げていなかった2人の結婚式が行われ放送された。「ボキャブラ天国」シリーズも終了し、Take2のコンビを見ることも減っていった。これで破局説も一蹴されたようだ。
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