御成婚30周年 82歳「皇室追っかけおばちゃん」が語る“雅子さまの変化” 下田駅で起きた奇跡とは

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体が動く限り

白滝:握手と言うより指先に触れさせていただいたという感じですけど、本当に嬉しかったですね。

――この30年、雅子さまにも大変な時期があった。

白滝:雅子さまが体調を崩された時は心配でしたしつらかったですね。雅子さまから笑顔がなくなってしまい、とてもシャッターを押す気になれませんでした。

――最近は笑顔も見られるが、

白滝:コロナ禍で皇室の皆さんもマスクをしてらっしゃいます。もちろん仕方がないことですが、マスクが取れる日が早く来ることを願っています。それと雅子さまが皇后になられたことは喜ばしいことなのですが、ちょっと遠い存在になられましたね。皇太子妃の頃は赤坂御所(東宮御所)にお住まいだったので、出待ちもしやすかった。でも、今は皇居にお住まいですからね。警備のお巡りさんからは「二重橋なら綺麗に撮れるよ」なんて言われるけど、私が撮りたいのは車列じゃなくて雅子さまの笑顔なんです! 御用邸に行かれる時も両陛下は御用列車にお乗りになりますから、もう同じ新幹線に一緒に乗ることもできません。

――自宅では自信作をパネルにして飾っている。

白滝:元日の祝賀の際、車に乗っているところを撮った写真は自信作ですね。天皇陛下と雅子さま、そして愛子さまのお顔がしっかり撮れました。また、葉山御用邸の裏にある小磯の鼻での親子三人の写真も気に入っています。

――白滝さんも12月には83歳になる。そろそろ引退も考えているのでは?

白滝:一緒に追いかけていた同世代はみんな引退しましたけど、私はまだまだ。もっとステキな笑顔を撮りたいですね。いつまで続けられるかわからないですけど、体が動く限りは……。

デイリー新潮編集部

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