【違和感があるカタカナ語】コンプライアンス、プライオリティ… 言語社会学者が警告

国内 社会

  • ブックマーク

 外来語をそのままカタカナで表記できるのが、日本語の便利なところ。しかし、プライオリティ〈優先順位〉、コンプライアンス〈法令遵守〉、ガバナンス〈統治〉など、近年のカタカナ言葉のまん延に違和感を覚える人も多いのではないでしょうか。

 もともと外来語だった漢字や漢字語のように、いずれそれらのカタカナ語も日本語として定着するかもしれません。しかし、言語社会学者の鈴木孝夫さんは、「訓読みができないカタカナ語は、訓読みができる漢字・漢字語とは事情が異なる」と主張しています。...

つづきを読む