98歳の“看板娘”の健康の秘訣とは? 趣味は麻雀とシャンソン、朝食は「ビフテキ150g」

ドクター新潮 ライフ

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 山手線・日暮里駅近くにある老舗佃煮屋「中野屋」の“看板娘”を務めるのは、金子良子さん(98)。ノンフィクションライターの井上理津子氏が、型破りな半生と健康の秘密に迫った。

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「中野屋は大正12年に父と母が始めたの。店を構えて安心したので、翌年私を“製造”したんでしょう」

「良子の“よし”は、善良の良じゃなくて不良の良」

 軽口の洗礼を受けつつ、勝手ながらファッションチェックさせていただく。えんじ色のモダンな割烹着を着用、赤い帽子から出た髪の毛はオレンジ色。...

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