「ガーシー」逮捕に岸田首相が思わずニンマリする裏事情
格好の“アシスト”になる
もちろん政治的思惑とは関係なく、捜査当局としては、国会議員であった人物が日本の法と秩序を愚弄するかのような振る舞いをしてきたことを看過し難いと捉えてきた。
「とにかく警察は、早期にガーシー容疑者の身柄を確保することに注力してきたのでしょう。首相官邸から直接指示はないにしても、このタイミングでの逮捕について単なる偶然というのもスンナリとは頷けない。栗生俊一官房副長官は元警察庁長官で、現在の警察最高幹部はみな息のかかった面々。互いにあうんの呼吸でコトを進める中で、結果として岸田政権にとっては格好の“アシスト”になるタイミングでの逮捕劇だと言えるでしょう」(同)
今後も取り調べでの様子に始まり、起訴され公判へという流れになればそこでの言動もまた注目の的となるのは間違いない。ガーシー容疑者を巡る騒動はこれからも続く。