「ガーシー」逮捕に岸田首相が思わずニンマリする裏事情
逮捕状は3月16日
ガーシーこと東谷義和・前参議院議員が遂に逮捕された。6月4日の日曜日夕刻、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイから帰国したガーシー容疑者は、成田空港に到着した直後、俳優・綾野剛らに対する「暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)」等の容疑で逮捕状を執行されたが、その背景にある「岸田文雄首相が思わずニンマリする」裏事情とは。
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【写真を見る】ついに逮捕された「ガーシー容疑者」 ”エコノミークラス”で帰国する機中では、スマホを手放さなかった
「今回、成田空港には警察関係者だけではなく、多くの報道陣が待ち受けていました。それは事前にガーシー容疑者がエミレーツ航空EK318便に搭乗したという情報が広まっていたからです。
Flightradar24という航空機位置提供サービス(アプリ)でリアルタイムにEK318便の航跡を追っていた者も多く、EK318便が成田空港に着陸するタイミングを見計らって、連行されるガーシー容疑者の姿を撮影しようとする報道関係者が押しかけたのです」
と、社会部デスク。
青いTシャツに金髪姿のガーシー容疑者は不敵な笑みを浮かべながら、両手の手錠を黒色タオルで隠した状態で空港通路を連行された。
実質的な「国外追放」
さながら「天下のさらし者」状態で、白いワンボックス車で警視庁に移送される様子のヘリコプター空撮も含めて、ガーシー容疑者逮捕劇の一部始終が日曜夜のニュース番組やネットを騒がせた。
「当日朝になって突然ドバイ当局からガーシー容疑者を移送するという通知があったと報じられていますが、警察の捜査担当者は先週の段階でドバイ入りしています。
インターポール(ICPO)の国際手配書が最近、場所などの情報を求めるだけの『青色手配書』から、身柄拘束を求める『赤色手配書』に変わったという情報もありますが、この国際手配書は日本政府が要望していたものです。
ガーシー容疑者の日本移送を強く要求する日本側に対して、ドバイ側が穏便な解決策を探り、ドバイからの『強制退去処分』とするのではなく、エミレーツ航空に搭乗させて実質的な『国外追放』を行った上で、日本国内の空港着陸後に日本の警察が逮捕するという案が両国当局間で調整されていた可能性があると見られています」(同)
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