「1杯500円」でもリピーター続出 大人気「生搾りオレンジジュース自販機」は何がスゴいのか

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運営会社に「衛生面」を直撃

 日本でFeed Me Orange事業を展開する「ME Group Japan」にメンテナンスや衛生面について訊ねた。

「自動販売機の内部は常に5℃前後に保たれ、搾汁などのユニットも抗菌仕様となっています。自販機1台で最大約500個のオレンジを貯蔵することが可能で、平均4個を使用した場合、約125杯分に相当する。週末には1機あたり200杯以上販売される日もあり、オンラインでオレンジの数を管理しつつ、適宜、スタッフが補充を行っています。メンテナンスは定期的に実施していますが、補充時に内部を確認した際、必要であれば掃除やアルコール消毒を行うなどもしています」(同社担当者)

 前出の石田氏によれば、「補充やメンテナンスの際には自販機全体を“蚊帳”のようなもので覆い、虫や異物の混入を防ぐ」策も施しているとか。

 街に出て拾った声のなかにはもう一つ、「なぜ年中、新鮮なオレンジを提供できるのか?」といった疑問の声も少なくなかった。

「春夏はアメリカ産を使用し、秋冬になるとオーストラリア産へ切り替えるなど、季節によって仕入れ先は変えています。品種はバレンシアやネーブルなど、その季節ごとで最適のオレンジを選んでいます」(同社担当者)

 自販機ジュースにも“鮮度”が求められる驚きの時代がやって来た。

デイリー新潮編集部

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