村上宗隆 絶不調の深層 実は昨年、最終戦に放った56号本塁打は危険信号だった

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三振数はすでに昨季の半分以上

 セパ交流戦が始まった。昨季セ・リーグの覇者・ヤクルトは、その初戦となる日本ハムとのビジターゲームを落とし、第2戦まで敗北を喫した。これで、12連敗。借金も「13」まで膨らんだが、前年優勝チームが12連敗を喫するのは史上初めての屈辱だ。

 初戦に敗れた後に出た高津臣吾監督(54)のコメントが興味深い。

「大きなミス、小さなミスがたくさんあった。そういうミスをしていると、なかなか点が取れない。次の1点が防げない。できることはしっかりやる、できないことを努力してできるようにする。...

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