「思い出すたびに嘔吐」 カエル混入サラダ騒動、ヨーカ堂元会長は「信じ難い話」

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 長野県第三の都市・上田市にある「イトーヨーカドーアリオ上田店」は駅から徒歩5分と便利なうえに売り場が9600平方メートルと広々とした店だ。そのヨーカドーで売られていたサラダにカエルが混入するという事件が起きた。

 地元メディアの記者が言う。

「市内に住む30代の女性がヨーカドーで買い物をしたのは、5月11日のことです。『緑黄色野菜がとれるパリパリ麺のサラダ』という総菜を買って食べたのですが、すぐに口の中に生臭いものを感じ吐き出したのです。そこにはカエルの足のようなものが見えたので、すぐにヨーカドーに連絡。サラダを作った総菜製造会社『デイリーはやしや』の担当者がすっとんで来て謝罪するとともに、女性の吐き出したものを分析にかけた。その結果、体長推定3センチ前後のニホンアマガエルが混入していたことが分かったのです」

思い出すたびに嘔吐

 デイリーはやしやの調査によると、サラダを製造したのは松本市にある同社の松本第2工場。カエルはサニーレタスの中に紛れ込んでいた。

「(アマガエルを)洗浄工程で除去できず、また下処理工程における選別工程でも見つけることができずに製品に混入させてしまったと考えております」

 と、同社の担当者は説明するのだが、

「アマガエルを食べてしまった女性は、食感がトラウマになり、思い出すたびに嘔吐(おうと)してしまう状態だそうです」(前出の記者)

 サラダを作ったデイリーはやしやは1976年にセブン-イレブンへの総菜の納入を始めており、イトーヨーカドーとは2014年から取引が続いているという。つまりセブン&アイグループとは50年近い付き合いだ。

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