香川照之の長男・團子が見せた“神がかり的潜在能力” 猿之助の代役で「48時間でせりふや歌唱を全てマスター」
御年83の猿翁は引退して久しく、段四郎も10年来舞台を離れていた。中車もまた俳優・香川照之としてのほうが今も通りはよく、歌舞伎界を背負う役者にはなり得ていない。さらには猿之助の不在まで重なった澤瀉屋(おもだかや)の一大危機。だが、19歳の“後継者”が現れた?
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猿之助に司直の手が伸び、予定された舞台も休演に追い込まれかねなかったところへ、頼もしき救世主か。
「弱冠19歳、中車の実子の團子が事件発生から2日後、東京・明治座の昼公演『不死鳥よ 波濤を越えて―平家物語異聞―』で、主演の猿之助の代役を見事務めて話題を呼んでいます」
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