「信頼関係は地に落ちた」と公明は怒り心頭 「自公亀裂」の複雑すぎて解けない方程式と萩生田政調会長の焦り

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都議会での自民との協力関係を白紙に戻す

 自民党と公明党との亀裂が深刻化している。5月25日に自民党の茂木敏充幹事長と会談をした公明党の石井啓一幹事長は、「東京での自公の信頼関係は地に落ちた」と強い言葉で自民党側を批判している。揉め事の発端は、すでに報じられている通り、次期衆院選の候補者擁立を巡る問題だ。

 衆院選の小選挙区の定数が「10増10減」されることに伴い、自民党と公明党は候補者調整を続けてきた。焦点となっていた衆院東京28区(練馬区東部)について、自民は公明候補の擁立を認めず、公明はこれを踏まえて擁立断念を余儀なくされることになる。...

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