藤井聡太、髪形イメチェンの裏側 「天然パーマがいつの間にかストレートヘアに」
積み上げた実績は既に大ベテラン級だが、実際はまだ20歳の若者である。将棋の藤井聡太六冠の髪形が変化していることが話題になっている。やはり青年、見た目も気になるのかとそのワケを探ると……。
【写真を見る】この頃は天然パーマだった(21年11月) 現在の髪形と比較する
七冠をかけ、名人戦真っただ中の藤井六冠。第1~2局を連勝し、5月13、14日には第3局に挑んだが、渡辺明名人に敗れた。
「非常に競った将棋となりましたね」
とは、『伝説の序章―天才棋士 藤井聡太』の著書がある、田丸昇九段。
「中盤、藤井さんが角を切り一気に攻めに出ましたが寄せ切れず、正着を指し続けた渡辺名人に軍配が上がった。お互い気迫がこもった見応えある一戦でした」
藤井はさらに22日に終わった第4局を制し、5月31日、6月1日に行われる第5局に勝てば、史上最年少名人とタイトル奪取七冠目の快挙達成となる。
ドライヤーとブラッシング
その帰趨はともかく、デビューから7年で六冠にたどり着いた藤井。驚くべき“進化”を遂げているが、
「それに伴い近年、髪形も“変化”したと話題です」
とさる将棋ウオッチャー。
「もともと藤井さんは天然パーマで前髪がクネッとしていましたが、高校を自主退学したあたりから、ストレートヘアに見える対局が増えてきた。もっとも、髪をかき上げたりするからか、長時間の対局になると元に戻ることもありますが……」
イケメンになったとの評もあるほどだ。
「確かに以前に比べ、髪の毛のクセは弱くなっていますよね」
と理容室「ZANGIRi」グループ代表で政治家髪型評論家の大平法正(おおだいらのりまさ)氏も言う。
「藤井さんの髪の特徴はクセと毛量の多さ。10~30代の日本人男性の平均毛量は10万本といわれますが、彼は11万本はあるでしょう。だから髪が爆発して見えていたんですが、今はぼさぼさ感が少なくなって大人っぽく見えますよね」
ストレートパーマでもかけたのだろうか。
「いや、まだ少しウネウネが残っているところからみて、ドライヤーとブラッシングで整えているのでは」
昨年、王将位を獲得した際、藤井六冠は副賞として高級ドライヤーを希望した。それを“活用”しているのかもしれない。
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