「ラヴィット!」で大炎上しても…相席・山添が“次世代のMC候補”と呼ばれる理由
多才な山添にとって「クズキャラ」はほんの一面
ただ、そのようなクズキャラは山添という多才な芸人のほんの一面に過ぎない。相席スタートというコンビでもずっと引き立て役に回っていた彼は、本来は進行役もボケもツッコミもできる万能型のスマートな芸人である。
業界内ではそんな彼のポテンシャルがすでに認められている。この春に「スーパー山添大作戦」(テレビ朝日)、「誰でも考えたくなる『正解の無いクイズ』~天才奇才変人さん、みんなで一緒に考えよう~」(テレビ東京)、「一億総リミッター解除バラエティ 衝動に駆られてみる」(テレビ朝日)という、山添がMCを務める3本のレギュラー番組が始まったのは、その証拠である。
今回の炎上騒動は、山添が持て余しつつあった「クズキャラ」という武器を捨てる絶好の機会ではないか。クズキャラを封じられても、本来の彼には圧倒的な実力があり、活躍するための下地はできている。炎上騒動が落ち着いた頃には、のびのびと本領発揮する彼の姿をあちこちで見られるようになるだろう。
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