宝塚歌劇団で異例の長期休養、今後は働き方改革へ 「各組のトップは激務」
約半世紀ぶりの“英断”
一方で、宝塚歌劇団は先月22日から本拠地における休演日を、47年ぶりに水曜から月曜に変更した。
「大劇場はかつて遊園地だった宝塚ファミリーランドの敷地内にあり、そこに合わせる形で水曜が休演日でした。これまで大劇場では土、日、火、木の週4日が1日2回公演でしたが、休みを月曜に変更した最大の理由は、週末だけで計4回の公演をこなす団員の疲労を軽減することにあるとか」
宝塚歌劇団が踏み切った約半世紀ぶりの“英断”は、劇場周辺のレストランや喫茶店、グッズ販売店にも影響を与えている。
「ほとんどの店の定休日は大劇場と同じ水曜日。いまでは月曜に切り替える店が続出しています」
大正以来の歴史を誇る歌劇の城下町にも変革の波が。
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