ジャンポケおたけが語る「芸人ともんじゃ屋の二足のわらじ」生活 母親は「昔はレジのお金を持っていくのが日常茶飯事」

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 東京・月島の「もんじゃストリート」は週末にもなると、観光客でごった返す。特に最近、人気を博すのは「竹の子」というもんじゃ焼き店。働くジャングルポケットのおたけ(40)に会える、と話題なのだ。

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 ジャングルポケットは主にツッコミの斉藤慎二(40)と二人のボケ、すなわちネタ作りも担当する太田博久(39)とおたけ=本名・武山浩三=からなるお笑いトリオである。人気バラエティー番組「有吉の壁」(日本テレビ系)などで活躍中だ。

 なかでも、おたけはそのポンコツキャラで10代、20代の若いお笑いファンから愛されている。そのおたけが最近、月島の「もんじゃストリート」の「竹の子」でコテを握り、客にもんじゃを振る舞うと話題を呼んでいる。

おたけ自ら調理を

 近隣の店の店員が言う。

「『竹の子』さんは昨年まで路地裏にあったのですが、再開発で立ち退かねばならず、今年3月に商店街(もんじゃストリート)に移転してきたんです。商店街は、壱番街から四番街まであるんですが、参番街が中心地。『竹の子』は壱番街なので、立地的に恵まれているわけではないのですが、それでもおたけさんのファンや芸人の卵がよく来ていて、行列ができるようになりました」

 店を実際に訪ねると、はたせるかな、店のオリジナルロゴが入ったTシャツを着込んだおたけ本人が、店内でせわしなく接客に当たっていた。

 目玉の「竹の子特製もんじゃ」(1650円)は、大粒の海鮮具材(エビ・イカ・タコ・ホタテ・カニ)をたっぷりと使った特製で、仕上げに卵でとじる一品。記者が注文すると、おたけ自ら腕を振るってくれたが、味は文句のつけようもなく、美味だった。

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