「友達だと思ってる人が少ない」女優・桜田ひより(20)の超インドアな素顔 吹き替えにも挑んだ仕事のモチベは
「silent」出演での変化と、仕事のモチベーションは
――映画の内容は少年の大人への成長です。桜田さんも昨年12月に20歳になり、今年3月には「Seventeen」の専属モデルを卒業しました。ご自身とも重なる部分もあるかなと思うんですが、いよいよ大人になっていく感覚ってありますか。
桜田:そこについては正直ないんです。仕事内容も20歳になる前となった後でものすごく変わったかと言われたらそこまででもないですし。感覚的にはずっと変わらない感覚で、あまり大人になった実感が湧かないんです。
――出演したドラマ「silent」も話題になりましたが、周りの反応、環境が変わったということもないですか。
桜田:ドラマはすごく話題になっていましたよね。自分自身だとそんなに何かが変わった感じはなくて。「見たよ」と言ってくださる声が多くて嬉しかったです。
でも、チュンくんもそうですけど、たった一つの出来事をきっかけに前へ進めることって、若いからこそできるものだったりすると思うんです。大人になってからでも新しい挑戦はできますが、10代でそれに気付けると、使える時間も増えますし、未来への道がたくさんある中で挑戦できますよね。なので、チュンくんみたいに10代できっかけがあって、動き出せることってすごく格好いいなって思います。
――桜田さん自身が動き出すきっかけはありましたか。
桜田:それこそ5歳から仕事をしているので、あまり大きな変化はないですね。プライベートでいうと、高校1年生の時に犬を飼ったタイミングが一番日常生活も変わりました。犬中心の生活になったので。それまでの家と仕事という生活のルーティンが一変しました。本当に今は犬中心で動いています。仕事のモチベーションにもなっていて、今は犬のために仕事を頑張っている自分がいます。
――今は犬のために頑張ってる?
桜田:はい。もう自分のためじゃなくて犬。犬にかわいい格好をさせてあげようとかお洋服を買ってあげようとか、おいしいご飯を食べさせてあげようとか。そういうふうになりました。
もう本当に犬は全然違いますね。いるのといないのでは。
――どんな犬なんですか。
桜田:ティーカッププードルでアルクっていいます。アルクは私のことを自分の彼女だと思っていて、恋人レベルで束縛をするんです。私が仕事に出かけようものなら全力で止めにかかりますし、私が家族と話していてもやきもちを焼いてブランケットを振り回してたり。でも私も、アルクは彼氏だと思ってます(笑)。
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