大谷翔平に「質問はお一人様一つまで」の不文律 イチローとも松井秀喜とも違う番記者への“千本ノック”とは
ニセ札で新人記者にドッキリ
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(28)の試合後の囲み取材で、記者間には今季からある不文律ができた。それは「質問は一人、一つまで」。試合前の準備から試合後のケアに至るまで多くのルーティンがある二刀流をこなす大谷に対し、取材時間が10分ほどしかないために生まれた制約のようだが、記者にしてみれば突っ込んで話を聞けないジレンマを抱えることになった。
5月5日のレンジャーズ戦後のことだった。大谷はロッカールームで新人記者に対し、帯付きの100万円の札束を模したメモ帳を贈るドッキリを仕掛けた。...