女優に意欲発言も話題 ルッキズム社会をしたたかに利用する森香澄アナのポテンシャル
行き過ぎた「ルッキズム」が批判されるようになって久しいが、一方でその恩恵を最大限に利用したい人にはチャンスの時代ではないだろうか。例えば、フリーに転身したばかりの女子アナとか。どんな能力を持っているかは未知数だが、美人だから何でもうまくできそう。採用現場でもそう考える人が一定数いることはさまざまな研究でも明らかにされているだけに、女子アナになれるほど美しく生まれた人は、どんどん興味のある分野に売り込みをした方が得である。
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おそらく元テレビ東京アナウンサーの森香澄さんも、そのことをよくわかっているのではないだろうか。キー局アナの座を捨ててインフルエンサーに転身した決断も話題を呼んだが、先日はMCを担当したイベントで、「悪役や悪女役に興味がある」とコメント。瞬く間にネットニュースを騒がせた。「お芝居はまったくやったことないし知らない世界ですけれど、ドラマを見ることがもともとすごく好きなので」と言う27歳は、普通の女性だったら確かに身の程知らずに映るかもしれない。けれども彼女は、SNS総フォロワー数が100万人を超える元局アナ。その美貌と話題性を見込んでテレビや配信企業からオファーが殺到することをよくわかっているに違いない。
もともと女子アナという仕事を選んだのは、業務内容よりは全国区の知名度を得られる職業だからというところにありそうだ。「結婚して、何か適当な事務所に所属して、土日だけ働くためにテレ東で実績を作る」との発言の音声が流出したと報じられたこともある。
同記事内では「超汚いスタッフさんとご飯だわ」との放言もあり、局内でも冷ややかに見られていたといわれているが、ご本人はなんのその。同じくテレ東を辞めて各局で引っ張りだこの佐久間宣行プロデューサーの「コネ」で、退社後すぐに「オールナイトフジコ」に出演。フジテレビには強い憧れがあり、「めざましテレビ」を担当したかった、としっかりアピールした。スタッフはスタッフでも、古巣の売れっ子プロデューサーにはしっかり顔をつなぎ、人気朝番組への自己PRも忘れない。テレ東の人事が聞いていたらちょっと不愉快だろうが、これくらいのしたたかさがなければ混迷の社会を渡っていけないのだろう。
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