コンドーム柄のネクタイで高校へ…性感染症・性教育の講演を年に100回こなす泌尿器科医によく持ち込まれる“相談内容”は?
性に関する注目度が高まる現状
泌尿器科医の岩室紳也医師(厚木市立病院・泌尿器科=火曜日担当)は30余年間、性感染症対策に奔走してきた。全国各地での講演回数は年に約100回。各高校からの依頼では、性感染症+性教育に触れ、「先生! セックスは何歳からやってもいいのですか?」と、いうあどけない質問にも、真摯に回答してきた。
日本では目下、法務省の法制審議会で、性交同意年齢の引き上げ(現在の13歳から16歳に)などが審議されている。性に関する注目度が高まっていることから、岩室医師の出番はさらに多くなった。...