世界柔道、男子は金メダル一つでパリ五輪選考はどうなる? 「経験の影浦、若さの斉藤でもめる」
“金ゼロ”だった2009年大会以来の体たらくだ。
先の世界柔道で、男子代表の金メダルは7階級でたったの1個。東京五輪では5個も獲得したというのに、何たる凋落ぶりか。
「ひとえに井上康生前監督と鈴木桂治現監督の指導力の差。パリ五輪は来年に迫っているというのに……」
と全柔連関係者が嘆く。
「五輪前年の世界選手権の成績は、代表選考において最重要視されます。なので、ライバル丸山城志郎(29)を決勝で破って66キロ級を制した阿部一二三(25)は当確です。...