猿之助事件で注目される「マネジャー兼俳優」は何者なのか 過去には紅白歌手と熱愛報道が
〈次の世で会おうね〉
18日に東京都目黒区の自宅で倒れているのが見つかった歌舞伎俳優の市川猿之助(47)。彼が倒れていた半地下のスペースでは、自身の男性マネジャーに宛てた「遺書」とみられるものが見つかっている。そしてそこには彼を「養子にする」という内容も――そこまでの存在であるマネジャーとは何者なのか?
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【写真11枚】29年前、慶応大1年生だった猿之助。やはり現在とは雰囲気が全く違う
猿之助が倒れていた半地下のスペースでは、「遺書」とみられるものが見つかっていた。一点はスケッチ用のキャンバスに数行、書き留められて壁に立て掛けられており、
〈愛する○○ 次の世で会おうね〉
と、第一発見者である男性マネジャーを名指しし、文末に「たかひこ」と猿之助の本名が平仮名で記されていた。もう一点はこの男性を「養子にする」「財産の相続人にする」といった内容だったという。
父親は紅白出場歴が
当の男性は現在44歳で、仮に大山氏としておく。梨園関係者によれば猿之助の「マネジャー兼運転手」を務めているといい、その一方で俳優としても活動。猿之助が主宰する演劇プロジェクト「猿之助と愉快な仲間たち」の公演にも出演するなど、文字通りの“側近”である。
「70代半ばになる彼の父親も俳優で、やはり猿之助とは近しく、現在も明治座の『市川猿之助奮闘歌舞伎』で共演している。若い頃は学園ものの青春ドラマに出演し、また歌手として紅白歌合戦にも出場歴があります」(梨園関係者)
「事件」が報じられた18日の午後、神奈川県横浜市にある大山氏の実家を訪ねると、母親が応対し、
「息子が猿之助さんの付き人になって3年がたちます。始めた当時は喜んでいました。そこから舞台のお仕事でご一緒するようになったのですが……」
人目もはばからず師匠と口げんか
5月18日発行の「女性セブン」で、猿之助の度重なる「男性への性加害」が報じられたばかりだが、澤瀉屋(おもだかや)の事情を知る関係者によれば、
「大山さんが、猿之助の現在の“お相手”であることは知られています。付き人であるにもかかわらず、人目もはばからず師匠と口げんかをするものだから、スタッフはいやでも事情をのみ込んでしまうのです」
とのことで、
「大山さんが“抜てき”される前、猿之助には別のお相手がいました。おもに歌舞伎座に出入りしている大道具さんでしたが、その人は用済みとばかりに“乗り換え”られてしまったのです」(同)
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