絆會「織田絆誠代表」自宅前の警備が厳重になった意外な理由

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パトカーの台数が

 抗争中の暴力団トップの自宅前に警察の警備車両が付き、24時間体制で警戒をすることは珍しくない。絆會・織田絆誠代表の自宅前にもパトカーが張り付いてきたのだが、それが最近になって「より厳重」になったという。その理由を探っていくと意外な事件との接点が浮かび上がってきた。

 最近になって、兵庫県神戸市に本拠地を置く絆會の織田代表の自宅前で警戒するパトカーが1台から2台に増えたという。タイミング的には5月19日から21日の日程で開かれたG7広島サミットに絡んでのことかという見方もあったが、実際はそうではなさそうだという。

「余嶋学・湊興業組長が射殺された事件に絡んでいるようです」

 と語るのは、事情を知る元山口組系義竜会会長の竹垣悟氏(現・NPO法人「五仁會」主宰)。

 少し射殺事件を振り返っておこう。

 テールラーメン店主と6代目山口組3次団体トップを兼ねていた余嶋組長が神戸市内で射殺されたのは4月22日のことだった。それから10日ほどが経過した5月2日、事件解明に向けた動きがあった。

絆會の若い衆が

「4代目山健組傘下の初代妹尾組(本部・岡山県)の元若頭補佐が、兵庫県警に逮捕されました。元若頭補佐が余嶋組長を射殺したヒットマンの乗ったクルマを解体業者のところへ出し、解体寸前の状況だったということです」(同)

 警察はもちろんこの元若頭補佐が事件のキーマンだと見ているわけだが、逮捕後、捜査の進展はなかなか報じられないままだ。

「世間を大きく騒がせた事件なので、それこそサミットが無事に終わるのを待っていたのかもしれません。起訴なのか別の容疑での再逮捕なのかわかりませんが、サミット終了後に何らかの動きがあることでしょう」(同)

 絆會・織田代表の警備強化と本件とがどうつながるのか。

「絆會の若い衆が余嶋組長を殺害したのではないかとの噂が流れています。そのため不測の事態に備え、警戒を強める意味合いから、自宅前の警備が厳重になっているようです。あくまでも噂であり、真偽のほどはわかりませんが、警察は防犯カメラの映像をつないで犯人が特定できているのではとの見方もあるようですね」(同)

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