日本の防空システムを毀損する上海電力の風力発電事業 見返り目当てで再エネ企業を応援する議員の名前は?
中国企業「上海電力」が北海道で取り組む風力発電事業が、自衛隊のレーダーシステムに深刻な影響をもたらすとの懸念が高まっている。外資の基幹インフラ事業はいかに日本の安全保障を脅かすのか。日本戦略研究フォーラム政策提言委員の平井宏治氏が解説する。
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わが国では再生可能エネルギー(以下、再エネ)政策が推進されており、いまも全国で太陽光発電所や風力発電所の建設が進んでいる。それを後押しするのが電気の固定価格買い取り制度(FIT制度)で、これこそが世界中から一獲千金を狙う投資マネーの参入を招く要因になっている。...