福島第一原発処理水放出で韓国「マスコミ」と「左派政治家」の異様 「日本は井戸に毒劇物を入れながら安全と主張」

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「飲めるほど安全ならば飲用水として使えばよい」──韓国野党「共に民主党」の李在明[イ・ジェミョン]代表(58)の発言だ。5月15日、党最高委員会議で日本を痛烈に批判したのだが、意外にも日本の主要メディアはあまり報じていない。

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 岸田文雄首相(65)は5月7日、韓国ソウルの大統領府で尹錫悦[ユン・ソンニョル]大統領(62)と会談。両国の関係を改善させる方針で一致した。

 シャトル外交の再開によって両国間の対話を促進させることや、北朝鮮への《抑止力と対処力を強化する重要性》(註1)についても同意した。

 日韓における対話の活発化や、北朝鮮と対峙する姿勢を明確化することについては、両国の世論とも異論はないようだ。

 ところが、《東京電力福島第1原発の処理水海洋放出計画に関し、韓国の専門家らによる視察団の現地派遣で合意した》(註2)ことについては、少なくとも韓国では大騒動になっている。

 そもそも韓国では、福島第一原発から放出される「処理水」を「汚染水」と呼んでいる。韓国の保守系大手紙・中央日報は11日、尹政権は用語の修正を検討していると報道(註3)。保守系与党「国民の力」の議員も「汚染処理水」が正しいとの見解を示した。

 これに左派系最大野党「共に民主党」は猛反発。用語修正を「マネーロンダリング(資金洗浄)」になぞらえ「用語ロンダリング」と命名。「単語を変えても放射能汚染水が消えるわけではない」と批判した(註4)。

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