救急搬送の「市川猿之助」 評論家が語る“9歳の舞台で見せた驚くべき才能”“歌舞伎界の大混乱”

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 5月18日、歌舞伎役者の四代目市川猿之助(47)が自宅から救急搬送された。彼の命に別状はないものの、同居していた母親の喜熨斗延子(きのし・のぶこ)さん(75)はその場で死亡が確認され、父親で歌舞伎役者の四代目市川段四郎(喜熨斗弘之)さん(76)は搬送先で亡くなった。何があったのか詳細は不明だが、歌舞伎界にとってあまりにも大きな損失であることだけは間違いない。

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 5月3日に幕を開けた「明治座創業150周年記念 市川猿之助奮闘歌舞伎公演」は19日、昼の部を九代目市川中車(香川照之=57)の長男・五代目市川團子(19)が、夜の部を中村隼人(29)が代役を務め、28日までの公演を続けると発表された。...

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