ヒグマの胃から肉片や骨片が9キロ…北海道・朱鞠内湖で襲われた54歳「釣り人」地元猟友会が語った“駆除しても危なすぎる実情”

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 5月14日、北海道北部の幌加内町・朱鞠内湖(しゅまりないこ)の湖岸で、釣りをしていた54歳の男性がヒグマに襲われ死亡した。翌日、ヒグマは駆除されたが、胃の中からは男性のものと思われる肉片や骨片など約9キロの内容物が確認された。

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 朱鞠内湖は日本最大級の淡水魚としれ知られるイトウの生息地で、5月から遊漁シーズンに入ったばかりだった。

 地元メディアの報道によると、14日午前5時半ごろ、被害者の西川俊宏さんはガイドの船で朱鞠内湖北東の湖岸に到着して釣りを始めた。...

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