神戸山口組の井上組長宅に17発を発射した男が語っていること
組長宅の塀を乗り越えようと
昨年6月、神戸山口組の井上邦雄組長(74)の自宅の門扉を銃撃して壊したとして、銃刀法違反や建造物損壊などの罪に問われた6代目山口組系組員・林雄司被告(50)に対し、5月12日、神戸地裁は懲役10年(求刑懲役13年)の判決を言い渡した。林被告は公判で明確に「抗争終結のための犯行」と動機を語っていたが、この言い分を裁判官はまったく認めなかった。あくまでもそれはヤクザの理屈に過ぎない、と一蹴された格好だが、被告側はどういう展開を考えていたのだろうか。...