おかあさんといっしょ「福尾誠」の卒業記念本が4万部突破で歴代記録更新 加熱する“お兄さん&お姉さんロス”のウラ側
4月20日に発売されたNHK Eテレ「おかあさんといっしょ」元体操のお兄さん・福尾誠(27)の「誠お兄さん卒業記念ムック」(講談社)の発行部数が4万部を突破し、歴代記録を更新したことがわかった。いつからお兄さんやお姉さんの“卒業ロス現象”は盛り上がるようになったのか。
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たくみお姉さんから始まった“卒業ロス”
1959年から放送されてきた長寿番組「おかあさんといっしょ」は、うたのお兄さんとお姉さん、体操のお兄さんとお姉さんの計4人が出演する番組である。それぞれのメンバーが不定期に降板するたび、新規メンバーに入れ替わって番組は続いてきたが、“卒業ロス”という言葉が言われるようになったのは数年くらい前からだという。
「ぽっちゃり顔がお父さんたちのハートを射止めた、『20代目うたのおねえさん』三谷たくみさんのころからです。以降、卒業する出演者が出るたびに“ロス”という言葉とともに、別れを惜しむ声がネット上に溢れかえるようになりました」(NHK関係者)
出版社から「卒業記念ムック」が発売される慣習も定着。下記はこれまでのおおよその部数だが、ロス現象が年々盛り上がってきたことが見てとれる。
たくみお姉さん(三谷たくみ) 16年6月刊 1万部
だいすけお兄さん(横山だいすけ) 17年4月刊 3万部
よしお兄さん(小林よしひさ)&りさお姉さん(上原りさ) 19年4月刊 2万8000部
あつこお姉さん(小野あつこ) 22年4月刊 1万5000部
誠お兄さん(福尾誠) 23年4月刊 4万部
※すべて講談社
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