サミット警備で“異例の人事”が行われた理由 現地のホテルは「全館休館で、最大500万円の損失」とため息

国内 社会

  • ブックマーク

「日本の歴史においても、最も重要なサミットになると感じている」

 と話したのは岸田文雄総理(65)である。今月13日、広島サミットの会場を視察した際の発言だが、米「タイム」誌が先月発表した「世界で最も影響力のある100人」の「リーダー部門」に選ばれ表紙を飾るなど、世界からも注目を浴び意気揚々。下見は日帰りで、メイン会場となるグランドプリンスホテル広島をはじめ、平和記念公園や厳島神社のある宮島までを一気に見て回った。

 意気込む総理は、サミット成功で支持率上昇を狙い、長期政権への布石を打とうともくろむが、警護につく警察関係者は終始緊張感を漂わせていた。...

記事全文を読む