【全米プロゴルフ開幕】ウッズ、松山英樹らの名勝負が繰り広げられた大会で、今年の優勝者を予測

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 いよいよ今季2つ目のメジャー大会、全米プロゴルフ選手権(5月18~21日)がニューヨーク州ロチェスターのオークヒル CCで開幕する。近年この大会は世界ランキングのトップ100が出揃う豪華フィールドになることが慣例化しており、メジャー4大会の中では「最強で最高のフィールド」と謳われている。ただ、昨年6月にリブゴルフが創設されたことでゴルフ界が分断されている現状下、今年の全米プロにリブゴルフ選手が出場できるか否かが昨夏から取り沙汰されていた。【舩越園子/ゴルフジャーナリスト】

注目されるリブゴルフ選手

 今年はどんな顔ぶれになるのかが心配されていた全米プロだが、結果的には世界ランキングの上位100名全員に例年通り招待状が送られた。その中にはダスティン・ジョンソン(米)など18名のリブゴルフ選手も含まれている。

 リブゴルフが創設された当初は、予選落ちのない3日間54ホールの大会ばかりをプレーするリブゴルフ選手は「やがて予選カットを意識しながら戦うことが難しくなる」「4日間72ホールの戦い方を忘れてしまうはずだ」といった声が多々上がっていた。

 しかし、今年4月のマスターズでは、リブゴルフ選手であるブルックス・ケプカ(米)とフィル・ミケルソン(米)が揃って2位タイに食い込み、上位6名のうちの半数がリブゴルフ選手という結果になった。

 そんな展開を目撃してからわずか1カ月後に開幕する全米プロでは、だからこそ従来のPGAツアーやDPワールドツアーの選手とリブゴルフ選手のどちらがどのぐらい活躍するのか、そして誰が勝利するのかに注目が集まっている。

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