「略奪女」と批判されてもこじるりには響かない理由 徹底したタイムパフォーマンス思考の功罪
小島瑠璃子さんが、3月に経営者の男性と入籍していたことが報じられた。今年2月末に予定していた中国留学が延期になったというニュースはあったが、結婚準備を進めていたからだったのだろうか。大手芸能事務所ホリプロを同時期に退所していることも明らかになっているが、本人の口からは何も語られていない。
好感度タレントだった彼女が嫌われ者になったのは、有名漫画家との交際発覚がきっかけだった。コロナ禍でのデートが写真誌にすっぱ抜かれたが、番組の対談で出会った当初お相手には妻子がおり、「略奪では」との疑いが晴れなかった。今回の結婚相手も、出会った時には別の女性と婚姻中だったという。取材に対して、男性側は離婚後の交際だと強調しているが、世間の目は「またか」と厳しい。
とはいえ、一躍有名になった男性が長年連れ添った糟糠の妻を捨てて芸能人に乗り換える、という図式も多いのは確かである。有名どころだとミスチル桜井さんにGLAYのTERUさん、石橋貴明さんは離婚2週間後に鈴木保奈美さんと「できちゃった婚」を明らかにして猛批判を浴びていた。長年生き馬の目を抜く芸能界で生きてきたこじるりにしてみれば、男性も「有名人の夫」という肩書に弱いことをよくわかっていたのではないだろうか。しかも今回は、お相手は一般人である。ベンチャー企業社長として、ビジネス拡大に積極的だったとのことだが、こじるりほどの有名人が持つ資金や人脈は彼にとっても相当魅力的に映ったことだろう。
そもそも結婚相手が経営者というと、やれお金に目がくらんだと言われがちだが、こじるりだって相当の稼ぎ頭だった女性である。今さらお金で選ぶということもないだろう。むしろ彼女が望んだのは、「30歳までに結婚」という自分の目標を絶対にかなえることだったように思う。相手の経済力とか既婚者という事情は二の次で、自分の人生のタイムスケジュールを崩さずに進めること、それだけを考えて生きている人のように見えるのだ。
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