映画「HK 変態仮面」から10年…実写版「シティーハンター」に挑む「鈴木亮平」の注目点とは

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世界のリョウヘイに

 今年は「MER」だけでなく、2月に公開された、ゲイであることをひた隠して生きたものの、“最愛の人”と出会ってしまうファッション雑誌の編集者役を演じた主演映画「エゴイスト」の好演が評価されている。「MER」の大ヒットと波に乗りながら「シティーハンター」が配信されることになるわけだが、ファンの間では気になることが。

「原作やアニメ版ではおなじみのシーンがあるんです。性欲が異常で立派なモノを持つ冴羽が、美女に鼻の下を伸ばして股間をふくらませる“もっこり”。そして、それに香が巨大なハンマーを振りかざしてツッコミを入れるシーン。なかなか、それを再現するのは難しく、海外版でも描かれませんでした。本家の日本での実写化がなかったのもそのため、といわれているのです」(前出・関係者)

 しかし、今回は巨大な資金力を持ち、コンプラも日本国内の映画・テレビよりも“ハードル”が低いネトフリの製作である。

「もっこりなどはうまくCGを使って、限りなくリアリティーのある『シティーハンター』の世界観を再現してくれるはずです。それに世界配信するからにはヒット狙いでいきますから、アクションもふんだんに、それに鈴木のこだわり抜いた役作りが加わります。原作コミックは世界各国で発売されており、国内外にいる『シティーハンター』のファンを納得、満足させる出来になるでしょう。鈴木本人も“あのクールで、ロマンチックで、おバカで、もっこりで、そして最高に格好良いシティーハンターの世界を、大切に大切に、皆様にお届けしたいと思っています”とコメントしていますから」(アニメ業界関係者)

 野球の世界では“ショウヘイ”が世界的スターになったが、今度は“リョウヘイ”が、世界の「シティーハンター」ファンを熱狂させてくれそうだ。

デイリー新潮編集部

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