「西武・山川穂高」が「身柄拘束」を受ける可能性はどれくらいあるか
無理やりは絶対にないと主張
埼玉西武ライオンズの山川穂高(31)に20代女性への強制わいせつ致傷疑惑が報じられた。3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で「侍ジャパン」のメンバーとして世界一に貢献し、西武の主砲として本塁打を重ねてきた山川だったが、現在は1軍の出場選手登録を抹消されている。今後どのような展開が想定されているのか?
疑惑を報じた文春オンラインの記事によると、内容はざっと以下の通りだ。
・20代女性と山川が知り合ったのは約3年前。山川は熱心に彼女を口説いているようだった。
・昨年11月に食事をした後、ホテルで女性を無理やり乱暴し、下半身から出血するケガを負わせた。
・女性は強制わいせつ事件として被害届を提出。これを受理した警察から山川はWBC終了直後に事情聴取を受けた。
・文春の直撃取材に山川は、女性とホテルに行ったこと、ケガを負わせたことは認めたが、無理やり行為に及ぼうとしたことは絶対にないと否定している。
山川は出身の富士大の1年先輩の女性と2017年に結婚。19年には女児が誕生している。
球団の思い
「警察の捜査中ですし、密室での出来事なので当事者にしかわからないことだらけではありますが、山川が直撃取材に“無理やりではない”ことを強調していたのは球団にもダメージがあったと思います」
と、社会部デスク。
「刑事事件としては、確かにそこが大きなポイントですが、人気商売として見れば妻子ある身で女性と2人きりになってそういうことをしようとして、さらに女性とトラブルになっているという事実だけで相当なリスクです。そのあたりの認識が山川には希薄なのかなという印象を持ちましたね」(同)
山川は報道翌日に1軍の出場選手登録を抹消された。球団の説明は、「総合的に判断してコンディション的に抹消」とのことだった。
「西武は長年、球団としてキャンプ地に弁護士チームを招いてコンプライアンス研修を行うなどしてきました。コンプラ意識の高い球団なので、山川の登録を抹消し、事実上の謹慎状態としたのは当然でしょう。球団としては山川を信じたい思いもある反面、裏切られたという気持ちもあるのではないでしょうか」(同)
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