「世界一受けたい授業」に岸田首相が出演するにあたって参考にしていた安倍元首相の有名なシーンとは？

経緯とは？

　今回の出演は岸田首相が希望したのだろうか？

「“タイミングがあれば自らメディア出演も”と思っており、側近を通じてそういった考えをしかるべき場所でしかるべき相手に伝えるなどしてきたようです。今回の出演は、またとないタイミングだったと言えるでしょう」（同）

　岸田首相がメディアへの露出に関して考える際に参考にしている人物がいるのだという。

「安倍晋三元首相が現職時にリオ五輪閉会式にマリオに扮して登場したことは首相の心に響き、影響を受けたようです。あれは厳密に言えばメディア出演というわけではないのですが、世間に記憶してもらい、インパクトを残すには、首相といえども場所を選ばず自ら積極的に動くことも必要だといった考え方を持つ一つのきっかけになったというところでしょうか」（同）

　サミットは19日から21日まで。このところ、立憲民主内は泉健太代表と蓮舫氏とのTwitterでの内輪もめが目立っている程度という状況なうえ、他の野党にも存在感はない。少なくともこの間、政府与党のメディアジャックも成功しそうだ。

デイリー新潮編集部

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