MEGUMIも参加、映像集団「BABEL LABEL」はなぜ人気なのか
無意味な“下積み”
2023年には女優のMEGUMI(41)がプロデューサーとしてBABEL LABELに所属することが発表され話題を集めた。
「MEGUMIさんは近年、映画プロデューサーとしても活動していました。『余命十年』に出演したことなどがきっかけで、藤井さんと意気投合したようです。BABEL LABELの公式サイトには、《現代社会に生きる女性の皆さんに同調し、寄り添う作品を作り上げ、BABELの皆さんと共に世界に届ける事を目指します》との手書き文書が掲載されました」(同・記者)
話は前後するが、2022年にサイバーエージェントがBABEL LABELの株式の大半を取得し、同社のグループ入りと連結子会社化が発表された。
23年にはNetflixとも業務提携を結んだ。日本経済新聞(電子版)が23年1月に「バベルレーベル代表『Netflixに年3作品以上提供を』」との記事を配信した。
「BABEL LABELの快進撃は、Netflixとの業務提携も大きいと思います。若くて優秀な監督が所属し、Netflixのドラマを作りまくっています。かつて日本映画界に松竹・東宝・大映・新東宝・東映の“大手五社”が機能していた時代は、何年も助監督を務めなければ監督になれませんでした。BABEL LABELの監督は無意味な“下積み”を経ずに映像作家としてデビューできるわけで、過去とは雲泥の差です」(同・記者)
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