「気さくで若々しい」近隣住民が明かす氷川きよしの現在 知人が語った“親孝行”エピソードとは?

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「歩き方も若々しくて素敵」

 一連の事態は演歌歌手としての活動を望む所属事務所と、氷川本人の方向性の違いを決定づけた。芸名変更や独立がささやかれる中、一旦は「活動休止」とすることで、冷却期間を置いた格好なのである。

 改めて氷川本人の近況を探ると、冒頭のように自宅周辺で久々の自由を満喫している様子がうかがえる。

 近隣に住む愛犬家いわく、

「ダックスフントの散歩をする氷川さんに“しつけの訓練には出すんですか”と尋ねたら、“これからなんです”と笑って答えてくれた。犬以外には天気の話題とかを交わしただけですが、気さくでいい人でしたよ」

 3月に氷川と偶然すれ違ったという地元主婦も、

「犬3匹連れ歩き、女性がジムで着るようなピタッとした上下の服を身に着けていました。気づかない間に見た目も女性的になり、歩き方も若々しく見えて素敵でしたよ」

美川憲一の助言

 夜の帳が下りる頃、氷川邸の窓辺では、なおのこと“自分らしく”変貌を遂げる姿が目撃されていた。

「今年の初めくらいですかね。カーテン越しにうっすらと、髪の長い女性みたいなシルエットが浮かんだのですが、よく見ると氷川さんが一人でお酒を飲んでいる様子でした」(別の住民)

 彼がグラスを傾け思いを巡らすのは、復帰後の青写真か、はたまた故郷に住む家族のことかもしれない。

 氷川の知人によれば、

「地元・福岡に住む肉親の体調が芳しくなく、東京との往復生活を送りながら面倒を見ているようです。氷川きよしとしての“路線変更”を決意した際、一番の理解者は母親だったそうですからね。彼自身、一度は海外で性別適合手術を受けることも考えたそうですが、大先輩である美川憲一さんなどから、“親からもらった体を傷つけてはダメ”と反対され、思いとどまったそうです」

週刊新潮 2023年5月4・11日号掲載

ワイド特集「スティ・ゴールド」より

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