“還暦直前で初婚”モト冬樹が語る「晩婚のメリット」　結婚を決意させた妻の娘の一言とは？

孫までできた

　こんな偉そうなことを言いながらも、心底、結婚してよかったなと思っているよ。有難いことに、オレは59歳で初めて結婚したのに、娘の高校の卒業式や大学の入学式にも出られたし、結婚した時には新婦の父としてウエディングロードを一緒に歩くこともできた。さらには5年前に孫までできたんだぜ。晩婚も晩婚だったのに、そういう経験を全部させてくれた妻や娘には本当に感謝しているよ。

　でも、最近は婚活サイトやSNSで知り合った人と結婚する人が結構いるっていうじゃない。オレはあれだけは信じられなくてさ。だって、ネット通販で商品買うんじゃないんだから……。

　まあ頭が固いのかもしれないけど、一生のパートナーなんだよ？　最後は自分の嗅覚で選んだ方がいいと思うんだけどなぁ。

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　昨年結婚45年を迎え、一度は離婚を切り出したこともある上沼恵美子（68）が語る別居婚の理由、そして「離婚しなくてよかった」と感じた瞬間については前編で。

モト冬樹（もとふゆき）
歌手・俳優。1951年、東京・巣鴨で開業していた産婦人科医の父のもとに生まれる。78年、小学校からの同級生だったグッチ裕三らとバンド「ビジー・フォー」を結成。その後も「ものまね四天王」ブームを巻き起こすなど多方面で活躍する。2010年5月、自身の誕生日に入籍。実兄は俳優のエド山口。

週刊新潮 2023年5月4・11日号掲載

特集「『別居』『再婚』『老いらくの恋』 “夫婦の形”いろいろ」より

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