裏かぶり、破局説報道、そして…人気絶頂ゆえの「川口春奈」がかかえる悩み

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低視聴率女王からの変身

 長崎県五島市でノビノビ育った川口は、12歳だった2007年にティーン向けファッション誌「ニコラ」(新潮社)のオーディションでグランプリを獲得し芸能界入り。09年10月期のフジテレビ系月9ドラマ「東京DOGS」で女優デビューを果たし、13年10月期のTBS系「夫のカノジョ」で、ゴールデン枠の連続ドラマで初主演をつとめた。

 しかし、第5話の平均世帯視聴率が3.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録し“低視聴率女王”と呼ばれたことも。だが、まだそのころはプレッシャーを感じることなく楽しく仕事をしていたという。

「2020年1月に開設したYouTubeちゃんねるでは、彼女その “素顔”をさらけ出して人気となり、登録者数は179万人に達しました。まだ売れていない頃は、YouTubeで見せるキャラそのままで、現場では共演者との独特の“スキンシップ”が有名でした」(前出・関係者)

 14年10月7日放送の「踊る! さんま御殿!!」(日本テレビ)で、俳優の玉木宏(43)が同年に公開された映画「幕末高校生」で共演し、同番組にも出演していた俳優の千葉雄大(34)に関して、「千葉君が某女優さんに“たまちん”を触られているのを目撃した」と暴露した。それを受けて千葉は、「そのコとは何回か共演していて、いつ会っても『久しぶり、チ~ン!』みたいに触ってくる」と衝撃の告白。その時点で、玉木と千葉の共演作は「幕末~」のみだったこともあり、ネット上では川口の仕業と特定され“痴女疑惑”まで浮上した。

「共演者とあいさつする際、『よおっ!』と笑顔で近づきタッチする川口の“ちんタッチ”は業界内では有名で、マネジャーが何度注意してもなかなかやめなかったのですが、さすがに年齢を重ね恥ずかしくなったのか、いつの間にかやめたようです」(映画業界関係者)

 その後、女優としてのキャリアを重ね、19年11月に矢地との交際が発覚。ちょうどそのころ、薬物事件で逮捕・起訴された女優の沢尻エリカ(37)の代役として、20年の大河ドラマ「麒麟がくる」への出演が決定。そのころから仕事運が急上昇し、「silent」での大ブレイクとなる。

 だが、売れることは、川口にとってプラス面ばかりでもなかった。

 前述の通り、川口は20年から「モニタリング」にレギュラー出演している。飾らない人柄で、一般人にドッキリを仕掛ける姿が話題になり、間違いなくブレイクの“追い風”となっていた。彼女自身、「モニタリング」の現場がお気に入りで、愛着もあったという。それだけに、休演は不本意なのではないかとみる関係者は多いのだが、

「ドラマではクールな役が多いですが、素顔は酒好き、おしゃべり好きで、気さくな人です。でも、彼女はもはや、自分の意志だけで仕事を決められないポジションにいます。YouTubeの動画撮影の頻度も減り、その内容もスポンサーへの配慮から、いろいろと制限されているようです。私生活も同様で、自由にデートも飲み歩くこともできません。努力を重ねて売れて夢を叶えたものの、本人にとっては悩みもおおいでしょうね。今後、インスタで“愚痴”が増えるかもしれませんね」(TBSのバラエティー班スタッフ)

デイリー新潮編集部

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