「第二の村上頌樹」を発掘せよ! スカウトが注視する“ストレートが遅くても”プロで飛躍しそうなドラフト候補
新人王に最も近い存在
阪神の“村神様”こと、村上頌樹の快投が止まらない。筆者は、5月9日に村上の凄さに迫った「阪神・村上頌樹が『佐々木朗希』を上回る驚くべき指標 140キロ台のストレートで“無双状態”」という記事をデイリー新潮に寄稿した。その直後に登板したヤクルト戦でも7回を1失点と好投。味方の援護がなく、今季初黒星を喫したものの、防御率0.28は、規定投球回数に到達している投手のなかでダントツの数字だ。現時点でセ・リーグの新人王に最も近い存在といえるだろう。【西尾典文/野球ライター】...