Z世代にハマるロッテ「吉井監督」の“見守り戦術” 混戦パ・リーグを制する可能性も出てきた

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試合前の全体練習をナシ

 千葉ロッテマリーンズが日本一に輝いた2005年の再現も夢ではなさそうだ。吉井理人監督(58)の「体力温存」策が、混戦パ・リーグを制するかもしれない――。

 5月10日、ベルーナドームでの埼玉西武戦に千葉ロッテが勝利した。この日の先発は、開幕投手を務めた小島和哉(26)。新たに習得したフォークボールが効果的に決まり、今季3勝目を挙げた。

「小島は昨季、防御率3.14でしたが、味方打線の援護に恵まれず、3勝11敗に終わりました。今季6試合目の登板で去年の勝ち星に並ぶことに。...

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