【らんまん】早川逸馬役で絶賛された宮野真守 実は子役出身、声優・歌手という凄い経歴

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今後は奪い合いに

「歌手としてではないのですが、星野源の音楽番組『おげんさんといっしょ』(NHK)のコラボ企画として、レギュラーの宮野も18年と19年の『紅白』に星野と共に出演していました」

「おげんさんといっしょ」では、第1弾でねずみの吹き替え、第2弾以降は謎のアイドル・雅マモルを演じている。バラエティもやるのか。

「今年1月には、日テレの長寿番組『ぐるぐるナインティナイン』の人気企画『ゴチになります』の新メンバーとして、小芝風花、盛山晋太郎(見取り図)と共に登場しました。屈託がなく明るく元気なのが彼の魅力で、一気にお茶の間の人気を掴んだと思います」

 もっとも、それ以前にも見たことがあるはずだという。

「実は子役出身で、現在も劇団ひまわりに所属しています。子役の頃は『3年B組金八先生』(第4シリーズ)にも出演していましたが、目立った活動はそのくらいでした。近年は出演を増やしていて、まず目を惹いたのが20年の『半沢直樹』(TBS)でした。片岡愛之助が演じたオネエ言葉の金融庁検査官・黒崎に股間を鷲づかみにされた部下・古谷を演じており、愛之助と宮野の顔芸が凄いと話題になりました。また昨年の『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS)では、中村倫也が演じるダメ弁護士が一流弁護士事務所に勤めていた頃の元同僚役で出演し、嫌みったらしいエリート弁護士を演じていたのが彼でした」

 言われてみれば、確かに宮野だったかも。

「俳優としての演技力と志を蓄え、今ようやく開花したと言っていいでしょう。今後は俳優の仕事も激増すると思います。親しみの持てるイケメンですが、本音を言えばイケメン過ぎないのがいい。声のハリと滑舌はトップクラス、これに『らんまん』で見せた演技力が加わって奪い合いになるでしょう」

デイリー新潮編集部

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