「呼び出し先生タナカ」で人気、俳優・小宮璃央の“おバカキャラ”は天然か、台本通りに演じているのか
お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志(47)が先生(MC)となり、“芸能人はバカじゃない!”を証明すべく昨年4月にスタートしたバラエティ番組「呼び出し先生タナカ」(フジテレビ)。1年を経て、番組のおバカ度は増している。
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「呼び出し先生タナカ」は今年3月までは日曜21時の放送だったが、新番組「まつもtoなかい~マッチングな夜~」に譲る形で月曜20時の枠に移った。
4月17日の放送が引っ越し第1弾。この日は過去に4回も「呼び出しクン(ビリ)」となり、おバカすぎて3カ月の停学を食らっていたボディビルダーの横川尚隆(28)が復学。すっかりおバカキャラが定着した元HKT48の村重杏奈(24)、「魔進戦隊キラメイジャー」(テレビ朝日)で主演するキラメイレッドにおバカキャラが加わった俳優の小宮璃央(20)も出演した。
まずは国語の授業。「新天地」をどう読むかという問題は、さすがに全員正解。続いて「センデン」の書き取り問題に、多くの生徒(タレント)が「宣伝」か「宜伝」で迷う中、小宮が書いたのは「線電」だった。
次に「ダイナし(台無し)」の書き取りは、横川の「大名し」は間違え方がまだ理解できるものの、小宮の「爆発し」にはタナカ先生もクビをひねっていた。どうやら“ダイナマイト”からの発想だったようだ。
そして「と」で始まることわざをイラストを見て答える問題で、正解は「捕らぬ狸の皮算用」だったが、横川は「とおりがかりのたぬき」、小宮は「父さんは生き血で生活」だった。いったい、どこがことわざなのか……。結局、この日は小宮が初のビリとなった。民放ディレクターは言う。
おバカヒーローに
「小宮は番組がスタートした昨年4月の3時間スペシャルから出演しており、準レギュラーの扱いです。それまではイケメンの戦隊ヒーロー俳優というイメージでしたが、この番組に出演したことで世間に“おバカ”が発覚しました。番組スタッフも、子供に人気のおバカヒーロータレントとして期待していたと思います。おそらく初回出演時のおバカっぷりが番組スタッフの期待を上回ったため、定期的に出演するようになったようです」
とはいえ、今回が初のビリである。以前はそれほどでもなかったのだろうか。
「やはりマッチョでおバカという横川のインパクトが強かったせいだと思います。それでも番組を代表するおバカの1人として、昨年8月にはおバカトリオ(横川&小宮&島太星[25])でアイドルユニットを結成し、歌手デビューも果たしました」
かつて、羞恥心(つるの剛士[47]・野久保直樹[41]・上地雄輔[44])に代表される“おバカブーム”を作り上げた「クイズヘキサゴンⅡ」(フジ)とよく似た売り出し方だ。
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