初の独演会ツアー、錦鯉・長谷川の歯が全部そろった時、真っ先に食べたい物は?

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新潮社秘蔵写真と錦鯉

 ここで一枚の写真を見てもらった。

 新潮社写真部に残っていたもので、撮影は昭和43年。評論家、劇作家・演出家の福田恆存氏が劇団四季のために書き下ろした戯曲「解かってたまるか!」のリハーサルを取材に行った際に、撮影されたものと思われる。

 中央で笑顔を見せているのが、福田氏。その周りに演者たちがいるのだが、あれ? なぜか錦鯉の二人が……。

 二人とも「おおーッ」と言ったまま写真に見入る。ちなみに最近、渡辺のTwitterにファンから街で見かけた、渡辺にそっくりなおじさんの顔写真がたくさん送られてくるというのだが、

「日本中のおじさんの顔を凝縮すると、俺みたいな顔になるのかもしれませんけど(笑)。でも、全然似てないおじさんの写真が多いんです。中にはツルッパゲのおじさんもいるし。でも、この写真は似てますねぇ。雅紀さんも、よくこういう表情するから」(渡辺)

 すでにドラマ出演を果たしている二人だが、芸人のジャンル以外の仕事についてはどう思っているのだろうか。

「とにかく、目の前のお仕事をやるだけです。その結果、何が向いているのかいないのかを見極めたいと思います。だから今は独演会ツアーを成功させることしか考えていません」(長谷川)

「自分自身がもっと面白くなりたい、この気持ちはずっと変わっていません。日々勉強というか、共演者の方に学ばせて頂くことも多いです。まだまだ自分は足りないなと思っています」(渡辺)

 おじさんパワーは衰えるどころか、さらなる高みを目指している。意欲的な活動を続ける錦鯉の独演会ツアーが楽しみだ。

デイリー新潮編集部

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