佳子さまのご両親への“決別宣言”の背景に眞子さん? 「分室をお守りする覚悟」【スクープその後】

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 ご家族との「別居」を選ばれた秋篠宮家の佳子さま。その背景には長女・眞子さんの存在があるというが、さらに紀子妃のある“ひと言”も引き金になっていた可能性が浮上し……。

(以下、「週刊新潮」 2023年3月2日号を再掲する。日付や年齢、肩書などは当時のまま)

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 令和の御代替わり後、天皇誕生日の一般参賀が行われるのは初めてである。1月2日の新年一般参賀では、感染対策として周囲との距離を十分に確保しつつも、参賀者は歓声を上げることすらかなわなかった。

「今回も引き続き、参賀は事前の抽選制となりました」

 とは、宮内庁担当記者。

「お誕生日の参賀には6万1031人の応募があり、当選者は4826人。当日は午前中に3回、陛下と雅子さまと愛子さま、秋篠宮ご夫妻と佳子さまが宮殿・長和殿のベランダに立たれました。参賀者同士の間隔を1メートル以上空けるなどの対策は変わりませんが、政府が新型コロナの基本的対処方針を改正したのを受け、『大声を出さない』との注意事項は削除されました。つまり、陛下への呼びかけなど自然発生的な歓声はおとがめなしとなったのです」

“開催積極派”の声は強いが…

 新型コロナの感染法上の位置付けは5月8日から「5類」に引き下げられる。こうした流れを受け、皇室もまた“正常化”へと歩を進めているわけだが、そんな動きに大きな「壁」となって立ちはだかっているのが、他ならぬ「園遊会」である。こちらもまた春秋を通じ、令和の世では一度も開催されていない。

「春の園遊会は例年、およそ2500人を招き、4月下旬ごろに開かれていました。両陛下が主催される行事であり、特に今年は1953年に園遊会が始まってちょうど70年の節目。宮内庁内でも“開催積極派”の声は強いのですが、他ならぬ陛下が、一貫して慎重でいらっしゃるのです」(同)

 かねて陛下は、コロナの感染状況をひとかたならず憂慮されており、地方ご訪問の再開も昨年10月までままならなかった。

「最近でこそ、1月25日に行われた『オンラインご訪問』ではマスクを外されるなど、陛下ご自身にも“緩和”のご様子がうかがえます。ですが、やはり現在も用心に用心を重ねて、という基本的なスタンスにお変わりはありません」(同)

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