大阪城の秀吉像に“中指”を立て… 韓国旅行者の「日本」人気に難クセ、ありえない投稿の数々が
野党の煽りも一因?
クリアンに限らず、左翼系コミュニティのサイトには、露骨な反日と日本旅行者への蔑視が溢れている。多くが根拠の薄い、腹いせ的な投稿だが、こうした動きを左翼野党が煽っているという批判もある。
左翼政党である「共に民主党」は3月、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と岸田文雄首相の首脳会談の直後に論評を発表した。会談を「屈辱外交」と切り捨てたうえ、李在明(イ・ジェミョン)党代表は、「半島の恒久的脅威となる日本の軍事大国化、平和憲法の無力化に同調しているようだ。日本の自衛隊が再びこの半島に進駐するのではないかと心配だ。戦って防がなければならない」と述べた。3月29日には「韓日首脳会談真相究明のための国政調査招集」の要求書を国会に提出し、今回の会談結果を受け入れていない。
団体職員のHさん(48)はこういう。
「私は尹錫悦政権を支持しているわけではありませんが、左翼系コミュニティの言動は不快です。残念な気持ちになります。もし外国人が韓国の観光地であるソウルの景福宮や慶州の仏国寺に来て、韓国への不満が込められた紙をあちこちに貼られたら、どんな気持ちになるだろうかと思うんです。韓国人は不愉快な思いをするでしょ。そう考える余裕もないんでしょうか。自分たちのいうことは全面的に正しいと皆が思っているのでしょう」
これが一般の韓国国民の感覚なのだが……。