旧NHK党“泥沼内紛”はいよいよ最終幕へ 権力闘争の切り札に浮上した「党アイドル2期生」の素顔

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「選挙資金は自分で用意して」

 立花氏らは4月末、SNS上で政治家女子48党の第2次アイドルオーディションの開催を告知し、5月末にはアイドル活動も再始動する予定という。

 もともと同党は“歌って踊れるアイドルを政治家に――”をコンセプトに誕生した政党だが、この間のゴタゴタ続きでアイドル活動がおざなりになり、「党内での立花氏の求心力低下にも繋がっていた」(同党関係者)とされる。

 実際、先の統一地方選で東京・世田谷区議選に出馬して落選した同党の吉川蓮民(はすみん)氏(26)は選挙後、アイドル活動ができないのなら「詐欺だ」と“告発”する一幕もあった。

「実は今回出馬した1期生のほか、今年後半に行われる予定の幾つかの地方選に照準を合わせ、すでに2期生の募集も行っていました。1期生同様、セクシー女優など異色の経歴を持つ女性らが揃っていますが、彼女たちは立花氏の声掛けのもとに集まった“立花派”の立候補予定者です。そんな彼女たちでさえ、一連の内紛劇を目にして『このまま空中分解しちゃうのかな?』と不安や不信感を覚え始めている。さらに“選挙資金は自分で用意する必要がある”との説明を受けたことで逡巡するメンバーも出るなど、党や立花氏への忠誠心が揺らいでいたところでした」(2期生関係者)

 危機感を強めた立花氏らは事態の収拾に急いで乗り出しているそうだが、“お家騒動”の結末次第では「徒労に終わりかねない」(同)という。

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