宮内庁の隠蔽体質の背景に紀子さまの“ご指導”か 幹部の会見を細かくチェック
ご宿泊先は最高級ホテル「クラリッジズ」
秋篠宮さまは85年に旅行で訪英され、88年から90年にはオックスフォード大大学院に留学されているものの、英国への公式訪問は初めてとなる。さる20日には、紀子妃とともに東京・八王子の武蔵陵墓地を訪ねられ、昭和天皇と香淳皇后の陵墓を参拝、公式訪問前のご奉告をなさっている。
「ご夫妻は5月4日の午前に羽田空港から政府専用機で出発され、現地時間の5日午後、チャールズ国王が主催するバッキンガム宮殿でのレセプションにご出席。6日の午前中から戴冠式に臨まれ、午後には帰途に就かれます。ご宿泊は昨年、エリザベス女王の国葬の際に天皇皇后両陛下もお泊まりになった最高級ホテル『クラリッジズ』です」(同)
抗議のメールが殺到
さる宮内庁関係者が言うには、
「秋篠宮さまは皇嗣となられてからも大規模な警備態勢を好まれず、海外ご訪問時は一貫して民間機を利用してこられました。今回は混雑が予想されるゴールデンウイーク中であり、加えて陛下の代理という重いお立場もあって“例外的”に政府専用機を用いることで了承なさったのです」
紀子妃もまた、
「政府専用機には初めてご搭乗なさいます。式典前日のレセプションでは各国の王室とも交流されるため、背負われた責任とともに紀子さまには並々ならぬ意気込みがうかがえ、いつになくお気持ちが高ぶっておられるご様子です」(同)
が、そんな晴れ舞台に水を差すかのように、ご夫妻の訪英には批判の声が沸き起こっていた。
一連の“小室問題”で、秋篠宮家は空前の逆風にさらされてきたのだが、とりわけ2月以降、両陛下の代わりに秋篠宮ご夫妻が訪英されるとの見通しが報じられると、宮内庁には抗議の電話やメールが殺到。「日本の恥だ」「愛子さまは参列できないのか」といった声から、戴冠式の5日後に催される園遊会にからめて「宮内庁が天皇ご一家を渡英させないようにしているのか」との“独自見解”まで寄せられたという。
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