綾野剛、小栗旬、田中圭…「ガーシー砲」を最も被弾した事務所社長が心境を初告白「アイツも追い込まれていたんだと思う」
綾野や小栗にかけられた疑惑は「事実ではない」
東谷容疑者がアテンド業をしていた大阪でも、同様の付き合いがあったと認める。
「稽古場で脚本の打ち合わせなんかして、夜の8時、9時になって、新地に行こうってなっても、7人もいれば車2台で大変じゃないですか。僕が行く店だったら、200万、300万コースになっちゃう。で、アイツに『学生やOLさんとかいるかな?』って頼むと『全然大丈夫です』って3人呼んでくれてね。関西弁でしゃべりたてる陽気なお姉さんがいて盛り上がりましたが、帰る時はみんな一緒でしたよ。僕がタクシー代を渡してね。アイツが何と言おうと、僕には身の潔白の証拠があるんです」
綾野や小栗にかけられた疑惑についても、「事実ではない」と強調する。
「僕は奴らに『男なんだから自由に生きなさい』といつも言っている。だけど、女の人と付き合ったら、『自分のお姉ちゃんとか妹にやられたら嫌だと思うことは絶対にするな』とも。あとは自分で考えて自由にやれって。だって、30にもなって、あれだけモテる連中がほっとかれるわけないでしょ。それをやるな、どうしろって言ったってね。今や、真面目になりすぎてつまらないくらいです」
YouTubeに倫理規定がないのはおかしい
このように終始、大きな被害はなかったと繰り返す山本社長。では、東谷容疑者を恨んでいないのかと訊くと、「俺はそんなにね」と答えた。
「ウチの子たちにありもしないことを言われていることについてはあれだけど、アイツも突かれて大変だったんですよ。いろいろと後ろから。追い込まれなければ、あんなことをするつもりはなかったと思います。行く先がなくなって、最後は泣いていたでしょう。あれ、本音ですよ。馬鹿なことをしているなって。なんでこんなことをしたんだって気持ちです」
一方で、東谷容疑者の誹謗中傷を垂れ流し続けたYouTubeなどの配信業者に対してはこう不満を述べた。
「出版や放送には、いくらやってもどっかで公序良俗ってのがあるでしょ。あんなレベルなことはしない。それに比べると、YouTubeってのは通信で、もともと倫理規定がない。ウェブあたりは、携帯一本で世界中につながって、何千万人が見るような動画やニュースが流れてしまう。それなのに倫理がないというのはおかしな話です」
実は、ガーシー砲の集中砲火を受けて続けていた最中、山本社長が米国の辣腕弁護士を雇って、YouTubeを運営するGoogle本社に東谷容疑者のチャンネルをBAN(アカウント停止)するよう働きかけていたという証言がある。「山本さんは億くらいのカネを投じたと語っていた」(芸能事務所関係者)。これについて尋ねると、山本社長は「そのへんのことは色々あって、僕から言うことはできないんです」と口籠った。
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